月次売上情報

2024年4月の概況

① ワコール（国内）の売上概況　2024年4月度

ワコールの売上は、実店舗における主要チャネルの売上が低調に推移したことから、前年同月比76%となりました。店頭ベースの売上は4月後半にかけて徐々に回復してきたものの、前半の苦戦に加えて、新商品等の納品の期ずれ影響もあり、前年同月・計画を下回りました。
※各基幹ブランドの前年同期比につきましては、組織再編に伴う、前年実績の算出が間に合っていないため、次月以降開示いたします。

ワコールブランド
ワコールブランド(インナーウェア)の売上※（納品）は、百貨店や量販店など実店舗において主力商品の販売が低調に推移したことに加え、自社ECでの販売も苦戦し、計画を下回りました。
（※ワコールブランドの自社EC売上を含んだ数値）

ウイングブランド
ウイングブランドの売上※（納品）は、自社ECでの販売が好調に推移しましたが、ワコールブランド同様、実店舗における販売が苦戦し、計画を下回りました。
（※ウイングブランドの自社EC売上を含んだ数値）

アンフィブランド
「アンフィ」ブランドの売上※（納品）は、客単価は向上したものの、集客や購買率が低調に推移したほか、ブラジェニックシリーズの新作をはじめとする新商品の販売が振るわず、計画を下回りました。
(※アンフィブランドの自社EC売上を含んだ数値)

Salute / Yue
主力の高価格帯ブランド「サルート」は、前年に実施した周年プロモーションの裏返しから来店客数が伸び悩んだものの、売上※（納品）は計画を上回りました。
同じく高価格帯ブランド「Yue」の売上は、自社ECでの売上は計画未達となりましたが、新品番の展開が寄与したことで店頭での売上は好調に推移し、ブランド合計では計画を上回りました。

各チャネルにおける店頭ベースの売上の前年同月比は、百貨店94％、量販店のワコールブランド92％、ウイングブランド90％、専門店87％となりました。
また、直営店の主力ショップである「アンフィ」は、集客や購買率が低調に推移したことから、前年同月を下回りました。また、ファクトリーストアは、購買客数は伸びなかったものの客単価が上昇したことにより、前年同月並みの水準となりました。ワコールザストアについては、新商品の納品を前月に前倒しした影響で、当月は前年同月を下回りました。

「アンフィ」　　既存店 92%、新店込 85％
「ファクトリーストア」　　既存店 102%、新店込 98%
「ワコールザストア」　　既存店 86%、新店込 88%

自社EC

自社ECの売上※は、前年同月比109％と好調に推移しました。
(※基幹ブランドの自社EC売上を含んだ数値)

② ピーチ・ジョン（国内）の売上概況　2024年4月度

ピーチ・ジョンの国内事業の売上は、前年同月比94％となり、計画を下回りました。直営店については、来店客数の増加に向けて販促施策を実施しましたが、期待した効果を得られず、前年同月比90％と、計画を下回りました。また、自社ECはゴールデンウィークセールが好調に推移したものの、会員向けの販促施策が不調におわり、前年同月比95%となりました。一方で、他社ECを含むその他のチャネルは、得意先への納品の増加が寄与し、前年同月比104%で着地しています。

なお、海外事業（店舗の状況）は、以下の通りです。
PJ香港：80％
　 販促施策を実施したものの想定した効果を得られず、天候不順なども影響した結果、前年同月、計画ともに下回りました。
台湾PJ：118％
　 自社ECの売上が好調に推移した結果、前年同月を上回りました。一方、直営店の苦戦が響き、計画には未達となりました。

次回の更新日（予定）

「月次売上情報（海外）」は5月27日頃に更新予定です。

2024年3月期

売上高（前年比,％）

• ※ワコールインターナショナル、ワコールヨーロッパ、中国ワコールの前年同期比は現地通貨ベース
  
• ※中国ワコールは、23/3期より3月決算に変更

㈱ワコールの店頭販売実績（前年比,％）

• ※1スポーツチェーン・専門店：スポーツ関連衣料など
• ※2他社EC：下着専門店のEC部門、EC専業企業

月次売上データ　バックナンバー